沖縄県立嘉手納(かでな)高校3年の古謝巧真さんが“文武両道”で快挙を成し遂げ、話題をさらっている。第27回「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」高校生の部大賞受賞に加え、夏の甲子園出場も決めた。新俳句は75万9486句の頂点で、野球でも嘉手納高校創立以来初の偉業だ。古謝さんは「一つだけでも難しいことなのに、二つも取れていいのかな」と戸惑いながらも、喜んでいる。

「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」の高校生の部大賞と、甲子園出場のWの快挙を成し遂げた嘉手納高校3年生の古謝巧真さん=20日午前、嘉手納町役場

 古謝さんは夏の甲子園初出場を決めた同校のレギュラーで、6番ショートの中心選手。沖縄伊藤園の川村親社長や上原俊幸校長らと20日に嘉手納町役場を訪れ、當山宏町長らに報告した。

 受賞作品は「教頭が スルメをひとつ 買っていた」。学園祭の出店で駄菓子のスルメを買ってくれた教頭先生の姿に強い印象を受けて詠んだ作品という。當山宏町長は「言葉に味わいがあり、センスとユーモアがある」、比嘉秀勝教育長も「スルメみたいにじわりじわりと実感がでてくる句。たいしたものだ」と感心しきりだった。

 作品は9月以降に全国で販売されるペットボトルのパッケージに掲載される。