アフリカ・ガーナ共和国の子どもたちに楽器や筆記用具などを提供しようと、沖縄県国頭村立安田小学校6年の谷口蒼美菜(あみな)さん(12)が夏休みを利用して資金を集めている。手法は、インターネット上で企画を提示し、不特定多数の支援を募る「クラウドファンディング」。支援金15万円が目標だ。蒼美菜さんは「ガーナの子の未来を変えるプロジェクトにしたい」と決意している。(社会部・知花徳和)

ガーナの子の支援を計画している谷口蒼美菜さん

ガーナ共和国・ピュリティインターナショナルスクールの子どもたち(谷口智美さん提供)

ガーナの子の支援を計画している谷口蒼美菜さん ガーナ共和国・ピュリティインターナショナルスクールの子どもたち(谷口智美さん提供)

 ガーナ人の父を持つ谷口さん。自身のルーツに関心を持ち、昨年秋ごろからインターネットなどで同国について調べ始め「教育を受ければ仕事が変えられる事も知らず、貧困の連鎖から抜け出せない人たちがいる」と知った。

 「自分には何ができるだろう」。母智美さん(42)の協力でガーナのピュリティ・インターナショナルスクールに直接連絡し、何が必要かを聞いた。「子どもたちの発想力や創造性、心の豊かさを育てる教育に必要なものが圧倒的に不足している」との回答に、リコーダーとクーピー各20本を贈ろうと決めた。31日に出国し、直接手渡す予定だ。

 計画はガーナの子どもたちのためだけではない。「沖縄でも貧困の連鎖で、将来に夢や希望が持てない子どもたちがいる」と蒼美菜さん。「夢をあきらめないきっかけになるといいな。子どもでも世の中を変える力になれることを見せて、沖縄の子どもたちが立ち上がる勇気にもなれば」と力強く語った。

 現在、3万円が集まり、目標額まであと12万円。支援の締め切りは29日。「REDYFOR?」のウェブサイト、https://readyfor.jp/projects/ghana-okinawaから参加できる。