このほど生産が復活した沖縄県本部町産パイン「もとぶかりゆしゴールド」が15日、町内の幼小中学校の給食で提供され、生徒たちは笑顔でパインを頬張った。

おいしそうに本部町産パインを頬張る児童たち=15日、伊豆味小中学校

 町のパイン生産は60年前に最盛期を迎えたが、輸入パインの参入で30年程前から生産が途絶えていた。

 町産パインを復活させようと、果肉がやわらかく、酸味が少なくて甘い品種「ゴールドバレル」を町内農家が生産。町の新ブランドとして1日に発表した。

 300キロのパインを町給食センターに提供した町伊豆味の伊佐常信さん(80)は伊豆味小中学校(山入端きよみ校長)を訪れ「伊豆味は沖縄パインの発祥の地。非常に甘いパインの味をまず伊豆味の子たちに知ってもらいたかった」と話した。

 小学2年の具志堅光輝君は「こんなにおいしいパインは食べたことがない。パインの王様だった。きょう学校に来てよかった」とぺろりと平らげ、大満足の様子だった。

 もとぶかりゆしゴールドは、7月末までの期間限定でもとぶかりゆし市場だけで販売している。(友寄隆央通信員)