22日午後2時半ごろ、沖縄県北谷町美浜のカーニバルパーク・ミハマの観覧車が突然動かなくなり、小学1年生から高校3年生の12人を含む計24人が一時、ゴンドラに閉じ込められた。地上に近いゴンドラから自力で脱出した人を除く12人が、最大約25メートルの高さに約5時間、宙づり状態で取り残された。消防のはしご車などが出動、午後7時14分に最後の乗客が救出された。けが人はなかった。

閉じ込められたゴンドラから消防隊員に救助される人たち=22日午後7時6分、北谷町美浜(松田麗香撮影)

 乗客は全員が「コロニー児童デイサービスのぼりかわ」(沖縄市)の利用者と職員で、夏休み企画として観覧車に乗りに来ていた。

 観覧車を運行する岡本製作所(大阪市)によると、体の不自由な子どもがゴンドラに乗るため一時観覧車を止め、再運転しようとしたところ動かなくなったという。同社によると、2000年4月の開業以来、事故で観覧車が停止するのは初めて。社は詳しい原因を調べる間、観覧車の運転を中止する方針。

 最後に救助された小4の女児=沖縄市=が乗っていたゴンドラは、頂上まで半分ほどの場所。女児は消防隊員に抱きかかえられてはしごで降りると、心配で駆け付けた母親の前で泣きじゃくり、取材に「暑かった」と言葉少な。母親は「電話で観覧車に取り残されたと聞きパニックになった」と振り返った。