子どもの貧困対策センターあすのば(東京)は23日、「子どもの貧困対策全国キャラバンin沖縄」を那覇市の沖縄船員会館で開いた。約70人が参加。登壇した県内の高校生や児童養護施設出身者、支援者らが、子ども政策に当事者の子どもの視点が必要だと指摘し、意見を出し合った。

グループに分かれ、意見を出し合う参加者=23日、那覇市前島・沖縄船員会館

 那覇高2年の秋吉千國さんは進学と学費の問題で悩む友人の例などを挙げ、「みんなが自分の望むように生きられる社会になったらいいなと思う」と話した。

 児童養護施設出身の金城さや佳さんは、どんな場でも楽しむことができると思っていた自分自身を振り返り、「今にしてみれば、そう思わないと生きられなかった」と声を詰まらせた。NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいの金城隆一代表理事は、子どもの居場所づくりで「大人がしてあげたい場所なのか、子どもが必要としている場所なのかが問われる」と提起した。

 キャラバンは沖縄からスタート。3年かけて47都道府県で開き、地域の声を集める。