24日午後2時45分ごろ、糸満市西崎町の「美々ビーチいとまん」で落雷があり、成人男性4人が病院に搬送された。うち落雷が直撃したとみられる宜野湾市の会社員男性(40)が意識不明の重体で、搬送先の病院で治療を受けている。他の3人は意識はあるものの、小指骨折や擦過傷で病院に搬送された。男性たちはバーベキューをしていたという。落雷は沖縄本島地方に雷注意報が出た約3分後だった。

落雷があった美々ビーチいとまんの正面入り口付近=24日午後5時ごろ、糸満市西崎町

美々ビーチいとまん 落雷現場

落雷があった美々ビーチいとまんの正面入り口付近=24日午後5時ごろ、糸満市西崎町 美々ビーチいとまん 落雷現場

 糸満市消防本部には午後2時50分ごろ、「落雷でけが人が出ている」と通報があった。糸満署によると、会社員男性は胸から下半身にかけてやけどを負っており、目撃情報などから雷が直撃したとみられる。

 落雷直後、男性は心肺停止状態だったが、同ビーチのライフガードが自動体外式除細動器(AED)を使用し、駆け付けた消防隊員や医師が心肺蘇生措置を続けたところ、自発呼吸を取り戻した。意識は回復せず、本島南部の病院に搬送されて治療を続けているが、容体は安定しているという。

 他の3人は、糸満市の土木業男性(50)が左手小指の骨折と膝の擦過傷、北中城村の自営業男性(50)が顔面擦過傷、浦添市の会社員(36)が両膝擦過傷のけがを負い、それぞれ病院に搬送された。3人は命に別条はないという。

 沖縄気象台は午後2時42分に雷注意報を発表。同ビーチでは1分後に遊泳を禁止し、利用者を屋内に避難するよう誘導した。その直後に落雷があり、目撃者によるとトイレ付近にいた男性らが被害に遭ったという。

 この日は公立学校が夏休みに入って最初の日曜日で、家族連れら約630人が、遊泳やバーベキューを楽しんでいた。