沖縄県中学校総合体育大会第5日は25日、2競技が行われた。サッカー決勝は安岡が西原を5-0で下し、11年ぶり3度目の優勝を果たした。安岡は前半10分、FW石嶺真一朗のゴールで先制。後半7分にMF西園凜が2点目を決め、その後3点を追加して圧勝した。

優勝した安岡

 野球は準決勝で北谷が石垣に3-1、大宮が今帰仁に2-0で勝ち、いずれも決勝に進んだ。最終日は26日、沖縄セルラースタジアム那覇で野球決勝を行う。

■ゲーム支配、後半爆発

 後半のゴールラッシュで圧倒した安岡が西原を5-0で破り、11年ぶりの頂点に立った。高いボール保持率でゲームを掌握し、ほとんど自陣に攻め込ませなかった。森口航多郎主将は「全国出場に向けた一歩を踏み出せた。支えてくれた保護者、監督に恩返しができた」と声を弾ませた。

 けがで出場できなかった糸数晶斗と、今大会後に転校する榎本佳祐のために「有終の美で飾ろう」とチームは燃えた。

 前半10分、MF新垣有悟のアシストを受けたFW石嶺真一朗が「点を取ったらチームが楽になる。キーパーの位置をしっかり見た」と左足で冷静に押し込んで先制ゴール。その後も攻め立てたが前半で追加点は奪えず、1ー0で折り返した。

 「もっと点取れるぞ」。ベンチでイレブンは気合を入れ直した。後半、サイドチェンジで揺さぶって西原守備を崩すと、足が止まりだした相手の隙を突いてゴールを量産。2得点の西園凜は「思いっきり足を振り切った。決勝で決められてよかった」と胸を張った。

 2月の県中学校(U-14)大会に続き県2冠目。3月の九州大会は初戦敗退し、県外チームとの体格、フィジカル差を埋めようと食トレで体をつくったという。赤嶺卓監督は「現チームは発足時から全国を目標に頑張ってきた。九州は堅実に守備をしながら、厳しい戦いを勝ち抜きたい」と力を込めた。(勝浦大輔)