台風の気配もなく、海水温の高止まりによる海の生態系の乱れの心配をよそに、フィッシングシーンは好調のように見える。ガーラ(ロウニンアジ)、タマン、カーエーと、夏場に盛る亜熱帯の魚は各地の海で高活性だ。

慶良間べーべーの磯で121.5センチ、26キロのロウニンアジを釣った金城卓さん=20日

恩納村海岸で67センチ、4.06キロのタマンを釣った上間尚貴さん=24日

那覇一文字で46.5センチ、1.3キロのタマンを釣った小浜一郎さん=19日

安謝の海岸で61センチ、2.82キロのタマンを釣った比嘉一歩さん=23日

山川漁港で42.5センチ、1.4キロのカーエーを釣った照屋将太さん=24日

大宜味海岸で44センチ、1.35キロのカーエーを釣った水野晃さん=19日

都屋漁港で38センチ、1キロのカーエーを釣った兼城光浩さん(写真は息子の龍光君)=24日

読谷海岸で58.6センチ、2.78キロのタマンを釣った富大輔さん=24日

慶良間べーべーの磯で121.5センチ、26キロのロウニンアジを釣った金城卓さん=20日 恩納村海岸で67センチ、4.06キロのタマンを釣った上間尚貴さん=24日 那覇一文字で46.5センチ、1.3キロのタマンを釣った小浜一郎さん=19日 安謝の海岸で61センチ、2.82キロのタマンを釣った比嘉一歩さん=23日 山川漁港で42.5センチ、1.4キロのカーエーを釣った照屋将太さん=24日 大宜味海岸で44センチ、1.35キロのカーエーを釣った水野晃さん=19日 都屋漁港で38センチ、1キロのカーエーを釣った兼城光浩さん(写真は息子の龍光君)=24日 読谷海岸で58.6センチ、2.78キロのタマンを釣った富大輔さん=24日

 【各地の釣果】3日安謝海岸で110センチ、18・68キロのガーラ、20日西崎海岸で101センチ、17・9キロ、22日は北部安田海岸で117センチ、23・25キロ、浦添海岸でも123センチ、24・9キロ。

 暑くなるほど活性が高まるガーラはこの時季を代表する回遊性の大型魚。満潮になるとミジュンなどの小型魚の群れを追って漁港内やリーフ内の驚くほど浅瀬に迫る。数年前、干潮時の慶佐次海岸で、河口の浅瀬に取り残され沖に戻れなくなった超大型ガーラが体を横にしてユラユラと泳いでいるのを見たことがある。わが身の危険も顧みず、潮位の差を利用して魚を追い求める姿も、大物師をとりこにさせる魅力の一つだろう。

 20日、船で慶良間の通称ベーベーに渡った金城卓さん。3人も入ればスペースがなくなる小さな無人岩は、超大物が釣れる期待の磯。この日は、本島に向かって右の沖側に流れる理想の潮とは程遠い海況。朝一番に中型アカジンが釣れたのを最後にほとんど魚の反応はない。遠投ヒラマサのロッドにPE10号、ハリス50号の仕掛けにヒットするのは3メートルクラスのサメばかり。フカセ釣りに切り替えて中型魚を狙っていた午後11時、突如メーターオーバーのガーラが浮上した。大物仕掛けに変更して活きの良いシジャーの餌を流すとすぐにヒット。ワンチャンスをものにして121・5センチ、26キロのガーラをゲットした。

 安謝の海岸にある敷石から夜釣りでカーエーを狙った海琉会の比嘉一歩さん。22日午後11時に道糸とハリス8号、釣研の0・8号棒ウキを使用して海中の敷石の際狙い。23日午前3時にヒットした25センチの小型カーエーはリリース。明け方に期待をかけてしばらく粘っていると、今度は分かりやすくウキが沈み一気に走りだした。フルロックのリールで数分掛けて取り込んだのは61センチ、2・82キロのタマンだった。(名嘉山博 釣りPower)