翁長雄志知事は29日、県内の有効求人倍率が初めて1倍を超えたことに「県民の努力で初めてできたというのは、大きなことだ」と歓迎した。全国知事会から帰任後、県庁で記者団に答えた。

 知事は「沖縄経済の好況と、アジアのダイナミズム、日本全体の好調さも取り入れた」と強調した。

 一方、非正規雇用比率の高止まりなど課題があることに「経済界、労働界と連携し、しっかり取り組まないと難しい問題だ」と述べ、雇用環境の改善に注力する考えを示した。

 有効求人倍率 ハローワークで仕事を探す人1人につき、企業の求人がいくつあるかを表す数値。1倍を超えると求人数が求職者数を上回ったことになり、倍率が上がるほど職を得やすい環境とされる。ただ、給与や職種などの求人内容が求職者の希望と合わなければ、高倍率でも就職に結び付かないこともある。