中学で卓球部、高校はバレーボール部に入っていた。テスト期間中や盆正月を除き、ほとんど毎日練習に明け暮れた。きついと感じたこともあったが、当時はそれが当たり前だと思っていた

▼最近「部活の休養日」という言葉を耳にする。部活をしない日、だ。文科省が27日発表した全国市区町村教委への調査では、「週1日」など休養日の設定で地域差がみられた。県内教委は68%が設定し上位だ

▼県教育庁は2014年に小中学校の部活休養日「週1日」を提言、昨年は小学校「週3日以上」、中学校「平日1日以上」とさらに踏み込んだ通知を出している。沖縄の数字は指導が浸透しつつあるからなのか

▼部活で得るものは多い。同級生だけでなく、先輩後輩も増える。社会人になった今でも付き合いは続いている。何よりもひ弱だった体が強くなり、体力が付いたことだろう

▼問題もある。やり過ぎることだ。早朝練習後の授業では、集中するどころか疲れて居眠りすることもよくあった。一番怖いのはけが。突き指や軽いねんざだと思って我慢して練習したらよけい悪化した

▼休養日の設定は学校や部活の指導者の裁量に任せられ、県内でもまちまちだと聞く。練習のあり方についても賛否ある。子どもたちにとってふさわしい部活はどうあるべきか、模索してほしい。(玉寄興也)