【石垣】格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空は16日、香港-石垣間を結ぶ定期便を初就航させた。石垣空港では定期チャーター便の運行はあるが、国際定期便の就航は初めて。1日1往復で7~10月まで週3便、11月~来年3月までは週2便の運行を予定。同社はこれまで東京や大阪、名古屋など国内6路線で運行しているが、県内での定期便就航は初めてという。

石垣空港に到着した香港エクスプレス航空のエアバスA320=16日、石垣空港

初就航を祝う香港エクスプレス航空ジェネラルマネージャーのチャールズ・ジョンソン氏(中央)ら=16日、石垣空港国際線ターミナル

石垣空港に到着した香港エクスプレス航空のエアバスA320=16日、石垣空港 初就航を祝う香港エクスプレス航空ジェネラルマネージャーのチャールズ・ジョンソン氏(中央)ら=16日、石垣空港国際線ターミナル

 機材はエアバスA320型機(174席、180席)。通常料金は片道1万円前後で、石垣-香港間を約2時間で結ぶ。21~23日は、特別価格として片道千円ほどで9~10月に利用できるチケットの予約を受け付けるという。

 香港国際空港からの初便には同社ジェネラルマネージャーのチャールズ・ジョンソン氏ら172人が搭乗。就航セレモニーで、ジョンソン氏は「低価格で提供するだけでなく、常に安全、時間を守り高サービスを目指す。この美しい島を探検できるのを楽しみにしている」とあいさつ。

 中山義隆市長(大嵩久美子市企画部観光文化スポーツ局長代読)は「大都市の香港に少しのコストと時間で行けることは、石垣市民だけでなく八重山郡民にとっても大きな意味を持つ。末永く通常運行にしていただけるよう協力していきたい」と期待した。

 八重山の1市2町の行政、観光協会でつくる八重山ビジターズビューローは2016年の入域観光客の目標値を、過去最高となる125万人に設定。空路は便数の増加や機材の大型化で95万人、海路はクルーズ船の増加で30万人を見込み、海外客(インバウンド)の強化などに取り組む方針を示している。