元米海兵隊の米軍属による暴行殺人事件に抗議し、在沖米海兵隊の撤退などを求める県民大会を19日に開く「オール沖縄会議」は16日、那覇市内で会見を開き、県民や団体に大会への参加を呼び掛けた。

 日時は19日午後2時から3時。場所は那覇市の奥武山運動公園の陸上競技場とその周辺施設で開かれる。大会のイメージカラーは設定しないが、黒など哀悼の意を表す色を身に着けることを呼び掛けている。

 大会で採択する決議の文案は(1)日米両政府に対し、遺族と県民へ改めての謝罪と完全な補償(2)在沖米海兵隊の撤退と米軍基地の大幅な整理・縮小、県内移設によらない普天間飛行場の閉鎖・撤去(3)日米地位協定の抜本的改定-を求めている。

 共同代表でシールズ琉球のメンバーの一人、玉城愛さん(名桜大4年)は「基地がある故に繰り返される悲劇の犠牲となった被害者を追悼する。後を絶たない基地被害に終止符を打つために、みんなで抗議しよう」と訴えた。

 自民党県連や公明党県本から大会は「政治利用だ」と批判の声が出ていることに、オール沖縄会議の稲福弘事務局長は「(海兵隊の撤退は)県議会の議決の範囲内でやっている。決して政治利用ではない」と強調した。