タイムス女性倶楽部第40期第3回講演会が7月31日、かりゆしアーバンリゾート・ナハで開かれ、元女子バレーボール日本代表でスポーツプロデューサーの三屋裕子さんが健康に生きる秘訣(ひけつ)を伝授。「できるかどうかではなく、やってみるかどうかが大事。新しいことに挑戦することに価値があり、それによって未来は変わる」と語った。

新しいことに挑戦することに価値があると語る三屋裕子さん=那覇市、かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 三屋さんは、足の筋力低下が寝たきりリスクを高めると指摘。筋肉を蓄える「貯筋」が重要と説き、その努力は医療費抑制につながると強調した。「バスに乗り、シルバーシートに真っ先に向かう元気があったら、つり革につかまって立って」と冗談を交えながら適度な運動を勧め、会場の笑いを誘った。

 小学5~6年の2年間で身長が30センチ伸び、170センチになったという三屋さん。フォークダンスを踊ってもらえず「でけー女、あっちいけ」といじめられ、自分のことが嫌いになったが、中学校で出会った教師に「欠点と上手に付き合えば、財産に変わる可能性が生まれる」とバレーボールを勧められ、運命が変わった。コートに立つと、周囲の評価が百八十度変わったという。

 三屋さんは練習に励んだ日々や「逃げることはするな」と励ましてくれた母の言葉を振り返り、「これからをデザインするとき、痛みや苦しみも共に付いてくると思う。そのときに、頑張った自分を思い出し、一歩でも二歩でも前に進んでほしい」と呼び掛けた。