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  • 沖縄鉄軌道計画検討委のルート案は3案が追加され、計7案になった
  • 宿泊施設の多い恩納村、人口移動が多い北谷-沖縄市などを通る案
  • 秋頃には起点・終点、駅を検討、7案の採算性などを算出し、比較する

 鉄軌道の導入を検討する第5回沖縄鉄軌道計画検討委員会(委員長・森地茂政策研究大学院大学政策研究センター所長)が2日、沖縄県庁で開かれ、3月に作成された鉄軌道のルートA~Dの4案に、B派生案、C派生案、D派生案の3案を追加することを了承した。ルートは計7案となる。8月上旬の鉄軌道関連の委員会を経て、秋にも各ルート案の比較検討に入る。県は年内のルート確定を目指し、2020年の着工を想定している。

鉄軌道ルート案

 検討委は那覇-名護間を骨格軸にした四つのルート案作成後、5~6月に県民から「4案以外にも想定されるルート案」などの意見を募集し、新たなルート案を検討した。

 北部地域の東海岸と西海岸を横断し宿泊施設の多い恩納村を通るB派生案と、中部地域で人口移動が多い北谷町-沖縄市間を通るC派生案、D派生案を新たに加えた。

 5段階で進めている鉄軌道の構想計画は三つの委員会で構成され、現在は3段階目。秋頃にも入る4段階では、鉄軌道のおおむねの起点や終点、駅位置の検討、7ルート案の需要予測や採算性などを算出し、比較評価する。骨格軸の各駅と地域や観光地を結ぶバスなど、鉄軌道が通らない地域への交通アクセスを補う「フィーダー交通」の需要も検討する。