ひと手間もふた手間もかけた洋食を出すランチ専門レストラン。北海道出身のオーナーが、妻の出身地名護市で3年前に開店した。

熱々の鉄板で提供されるオリジナルハンバーグ(950円)

熟成肉を手にするオーナー。店名は「おなかいっぱい」になってもらう願いを込めた

熱々の鉄板で提供されるオリジナルハンバーグ(950円) 熟成肉を手にするオーナー。店名は「おなかいっぱい」になってもらう願いを込めた

 看板メニューのハンバーグは「肉感」「ゴロゴロ感」にこだわる。既製品は粒が細かすぎる、と自ら粗めのミンチに。生の牛肉を熟成させて使う。

 タマネギは炒めたものと生を混ぜ、コクとシャキシャキした食感を両立させる。オリジナルハンバーグ(950円)のソースはパインのさわやかな酸味が隠し味。アボカドサルサソース(1050円)やデミグラスソース(同)もある。

 ハンバーグを載せる座布団のような大根は、隠れた主役。かつおや昆布のだしで煮込まれ、和食の技が効いている。単品で、肉と一緒に、あるいはソースを付けて、と味の変化が楽しめる。

 ほかのメニューは舌平目の野菜黒酢あんかけ(950円)、パスタ(900円)など。全てに「やんばる野菜の創作惣菜(そうざい)3種」が付く。オーナーが自分の目で仕入れた野菜に腕をふるう。取材した日はシビランのからし酢みそがけ、キュウリの中華風漬物、カボチャの豆乳だし煮。どれもひと味違う。

 さらに野菜サラダと野菜スープも付き、バランスは万全。「嫌いだった野菜が食べられるようになった」というお客さんもいるという。

 「食材を何十種類も使うのが好き」という凝り性のオーナー。「手を抜かない、細かい仕事をほめてくれるお客さんがいて、本当にうれしい」と話す。

 正午~午後1時の時間帯は混むことが多く、予約がお勧め。予約限定でデザートもサービスになる。(北部報道部・阿部岳)

 【お店データ】名護市大南2の3の1。営業時間は午前11時半~午後3時(ラストオーダー2時)。定休日は日曜日と祝日。電話0980(43)5436。