道路拡張で昨年2月に一時閉店した「喫茶スペース」が移転し、今年10月、新たに「スペース食堂」として“復活”した。再オープンから2カ月。多くのファンが人気メニュー「チキンソテー」(800円)などを求めて足しげく店に通っている。

抜群の人気を誇る「チキンソテー」

こだわりの料理を提供する店主の砂川朝賢さん(左)とスタッフ=宮古島市平良西里

抜群の人気を誇る「チキンソテー」 こだわりの料理を提供する店主の砂川朝賢さん(左)とスタッフ=宮古島市平良西里

 以前、同店は市平良西里の「マクラム通り」沿いにあり、15年ほど営業していた。店主の砂川朝賢さん(61)は客が再開店を聞きつけて殺到していることに「こんなにも早く皆さんに喜んでもらえてうれしい。離れた恋人に再会できた気分なのかな」と笑う。近所住民や熱烈な「スペースファン」のほか、大橋を渡り伊良部島から持ち帰り弁当を買いに来る常連もいるという。

 看板メニューのチキンソテーはじっくり焼き上げる。表はパリッと、中は軟らかくジューシー。秘伝のタレとニンニクスライスが食欲をそそる自慢の一品だ。サイコロステーキ(1000円~)やリブステーキ(1400円~)、ハンバーグ(800円)なども人気急上昇中だ。日替わりランチメニュー(700円)の提供も始めた。ご飯もガス釜でおいしく炊き上げる。

 砂川さんとスタッフがアイデアを出し合いメニュー考える。「常に新しい料理を開発しないと。飽きさせませんよ」と砂川さん。野菜など新鮮な地元の食材を使うことにもこだわりがある。

 同店は夜も営業。音楽活動もしている砂川さんの歌をBGMに、食事と酒で盛り上がることもあるという。

 座席数は全22席でこぢんまりとした店内だが、「ファミリーでも楽しめる空間をつくっていきたい」という。

 これからも地域に愛されるよう、こだわりの食事と空間作りを続けていくつもりだ。(宮古支局・新垣亮)