流木とガラス瓶で作った照明や色にこだわって手塗りした木材の床が、店の温かい雰囲気を作り出している。手作り感あふれる店内には、常時約30種類の焼きたてパンが並ぶ。ずっしりとしたおかず系から、フルーツが乗った甘いスイーツパンまで、品ぞろえは50種類以上。

常時約30種類の焼きたてパンが並ぶ店内

木と緑が温かな雰囲気を醸し出す店構え

常時約30種類の焼きたてパンが並ぶ店内 木と緑が温かな雰囲気を醸し出す店構え

 県内のパン屋で約8年間修行を積んだ神田翔さん(31)が、地元でパン屋を開きたいと昨年12月にオープンした。

 営業時間は午後7時までだが、閉店時間まで商品が残っていることはめったにない。昼時は地域住民や近所で働くOLなどで混み合い、午後3時ごろにはほぼ完売してしまう。

 一番人気はデニッシュ生地のコロネ(160円)。チョコとバニラの2種類がある。店員の安次嶺美香さん(44)は「冷凍庫で冷やして食べるとおいしい。生地がパリパリになって食感が楽しめる」と勧める。

 レーズンから起こした自家製酵母を使ったライ麦パン、牛乳と卵不使用の食パンやバゲットなど、健康志向の人やアレルギーがある人に気遣ったメニューも豊富だ。

 「入ってきたお客さんの楽しそうな表情を見るのが喜び。食材の組み合わせを工夫したパンと店の雰囲気を楽しみに、たくさんのお客さんに遊びに来てほしい」と話す。

 神田さんの次の目標は、地元みどり町でパンを主役にしたカフェを開くこと。「地元の人が喜んでくれる場所をつくっていきたい」と夢を語った。(中部報道部・松田麗香)