落ちついた雰囲気の店内いっぱいに、コーヒー豆の香りが広がる。豊見城市豊崎のコーヒー専門店「ピュアキャッスルコーヒー」は、時間をかけて抽出したコクと香りの高いコーヒーが特徴だ。

人気のピュアキャッスルブレンドとラスク。コーヒーはブラックがおすすめ

「コーヒーと一緒に、ゆっくりした時間を楽しんで」と話す仲座清也さん(右)、金城良和さん=豊見城市豊崎

人気のピュアキャッスルブレンドとラスク。コーヒーはブラックがおすすめ 「コーヒーと一緒に、ゆっくりした時間を楽しんで」と話す仲座清也さん(右)、金城良和さん=豊見城市豊崎

 経営する仲座清也さん(39)が「世界のコーヒー愛好家においしさと知識を提供したい」との思いを込めて、2013年10月1日の「コーヒーの日」に店をオープン。金城良和さん(29)とともにこだわりのコーヒーを追い求めてきた。

 各時期の一番いい状態のコーヒーの生豆を仕入れ、時間を掛けて店内で焙煎(ばいせん)する。アフリカ、アジア太平洋、中南米大陸の豆を選んでブレンドしたピュアキャッスルブレンド、グレードの高いスペシャルティコーヒー、エスプレッソやアルコールコーヒーをそろえる。価格は持ち帰り400円から。

 時間をかけ、丁寧にドリップされたコーヒーの苦みと味は刺激的である一方、まろやかでもある。「コーヒーそのものの味を味わってほしい」と、ミルクと砂糖なしで提供するのも店のこだわり。好きなカップを選べるのも、楽しみの一つだ。

 仲座さん、金城さんともに県内で6人いる「コーヒーマイスター」の資格を持っており、お客さんの質問に気さくに答えてくれる。「いつも通るときに気になっていた」「一度来てみたかった」と、コーヒー愛好家がぶらり、訪ねてくることも多い。

 「コーヒーが農家で生産されて一般に飲まれるまで、かなりの時間がかかるんですよ」と仲座さん。それだけに「コーヒーを飲みながらゆっくりとした時間を楽しんでほしい」と願っている。(南部報道部・天久仁)