全国の大学医学部が3人一組で臨床実習の成果を競う「医学生シムリンピックおおさか2016」(主催・日本医学教育学会)が7月31日、大阪医科大学であり、参加16チーム中、琉球大学が初めての総合優勝を飾った。全8種目のうち「腹部診療」「腎・泌尿器診療」「救急患者対応」の3種目で1位に輝いた。

表彰式で金メダルをかじる琉球大学の(左から)能美康彦さん、金城英樹さん、仲間海人さん=7月31日、大阪府内(又吉哲太郎さん提供)

 メンバーはいずれも医学科5年生の能美康彦さん(29)、金城英樹さん(24)、仲間海人さん(22)。仲間さんは「約2カ月間、先生方から指導を受けたり、自分たちで課題を洗い出したりしながら練習を積んだ成果を出せた」と喜んだ。

 大会は人型の模擬装置や患者役とのやりとりなどを通して、病気の特定や適切な治療を行う臨床能力を競う。引率した琉大医学部付属病院の又吉哲太郎助教は「医療面接の種目では、その場で『全て英語』の課題が出されたが、琉大の学生たちは驚くほど冷静に対応し、頼もしかった」と振り返った。琉大は昨年大会でも、総合2位に入った。