【八重山】八重山漁協の一本釣り研究会(宮里清吉会長、会員101人)は7月25、26の両日、サメ駆除を行った。東と南の海域で12隻が出航、最大500キロ以上のイタチザメなど2日間で108頭を駆除。中には漁協の計測器では測れないほどの大物もいた。

駆除されたサメが次々と運ばれた八重山漁協=石垣市・同漁協水揚げ場

 八重山は小さい漁船での伝統的な漁法が盛んで、サメによる漁獲や道具の被害を防ごうと電灯潜り、一本釣り、かご網の各漁法のグループごとに年1回、サメ駆除を行っている。

 今回はイタチザメやツマジロザメ、メジロザメやトガリメザメ、ヤジブカ、オオセ、カマストガリザメ、オオメジロザメとさまざまな種類を駆除。宮里会長は「はえ縄にかかった獲物を横取りされるだけでなく、はえ縄の道具がやられるのが痛い。駆除で3カ月は被害がなくなる」と話した。

 パリから家族旅行で来島したビンセント・ブロッセルさん(43)は「石垣港に来たらサメの水揚げが見られると聞いて、急いで来た。大きなサメを見られた」と話していた。(奥沢秀一通信員)