航空自衛隊南西航空混成団の平田英俊司令(空将)、第3海兵遠征軍のケネス・グラック司令官(中将)ら沖縄駐留の自衛隊、米軍幹部が15日、浦添市の米国総領事館でそろって記者会見し、東日本大震災後の救援物資搬送活動内容を発表した。

「トモダチ作戦」の活動報告をする在沖米軍のケネス・グラック四軍調整官(右から3人目)、自衛隊の平田英俊沖縄連絡調整官(同2人目)ら関係者=15日午後、浦添市・米国総領事館

 米軍の「トモダチ作戦」には、1万8千人駐留する在沖海兵隊から最終的に800人超のほか、第31海兵遠征部隊(2200人)が参加、空軍の第353特殊作戦群なども人員を派遣、各軍とも今週までに任務を終え帰沖した。自衛隊は3自衛隊合わせ延べ約700人が福島の原子力発電所も含めた被災地に派遣され、現在も活動中だ。

 もっとも両者の活動は直接連携してはおらず、あえて合同で開いた会見は、基地問題を抱える沖縄で「県民向けに日米同盟の重要性をアピール」(県幹部)したかった側面が強い。米軍普天間飛行場移設と絡めた「震災の政治利用」との批判について、グラック中将は「支援に政治的なものは伴っていない」。平田空将は「米軍への感謝と併せて報道して」と述べた。