南極観測船の2代目「しらせ」(1万2650トン)が20日、那覇市の那覇新港に寄港した。11月上旬に南極へ出発予定で、航海訓練のため全国を回っている。沖縄へ寄港するのは初めて。21日は午前9時~午後3時まで一般公開する。

那覇新港に入港した南極観測船「しらせ」=20日午前9時半ごろ、那覇新港

 全長138メートル。2代目は初代ができなかった貨物コンテナの搭載が、56個可能。容量は格段に大きくなった。

 「しらせ」は日本を離れて約2カ月で南極大陸にある昭和基地へ到着する。南極では環境変動を知るために、大気やオゾン、氷中の微生物を研究している。南極での調査を通じて地球の過去の気候変動や今後の未来を知ることができる。「しらせ」はその重要な任務を担っている。

 松村誠也広報室長は「見る機会が少ない船なので、子どもには特に喜ばれると思う。ぜひ子ども連れで見に来てほしい」と語った。