米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫群などを嘉手納弾薬庫知花地区(沖縄市)へ移設する計画に関し、桑江朝千夫沖縄市長は8日、沖縄県庁で翁長雄志知事と面会し意見を交わした。

資料を示し、翁長雄志知事に説明する桑江朝千夫沖縄市長(左)=8日、沖縄県庁

 知事は「嘉手納基地より南の米軍施設区域の返還は確実に実施されることが必要」と強調。「政府には地元の意向を十分に踏まえ、丁寧な説明と環境整備をしっかりやってほしい」と述べ、移設計画の推進で桑江市長と連携する姿勢を示した。

 会談は約15分で、冒頭のみ取材が許可された。桑江市長は、移転先の周辺自治会からは米軍関係者が増えることで出退勤時に交通渋滞が起きる懸念が示され、対策を求められていることなどを説明。「知事の意見を伺い、私の行動の判断材料にしたい」と求めた。

 会談後、取材に応じた桑江市長は「地元の懸念を解決するため情報交換を密にしていくことになった。知事との話を関係者で共有し、判断したい」と述べた。受け入れの可否は明言しなかった。