【北谷】北谷町美浜の「フィッシャリーナ整備事業地区」に町がリゾートホテルや商業施設を集積させた中部地区最大級のリゾートタウンを構想していることが17日、分かった。同地区の南側、F街区(1万259平方メートル)では、客室数188室のリゾートホテルを開業する前提で売却手続きを進めている。

北谷町フィッシャリーナ整備事業

 町によると、同地区内のE1、E2、C2-1街区の3カ所にもホテルを建設する計画。町はそのうち2カ所の売却先の選定を終えているという。既にあるヒルトン沖縄北谷リゾートと合わせて同地区を本島中部西海岸における滞在型観光の拠点にしたい考え。

 町はF街区の売却先に奥原商事を選び、売却価格約8億6千万円で仮契約。現在、町議会が売却処分について審議している。ホテルの建物は美浜リアルエステートが建設し、ホテル「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」が進出する。2018年7月着工、20年3月の開業を予定している。同ホテルは地上9階建て。敷地面積1万259平方メートル、延べ床面積約1万7千平方メートル。

 同町の野国昌春町長は「海に近接した地区に宿泊施設を集め、マリンスポーツなどと融合したまちづくりを進めたい」と話した。奥原商事の奥原輝夫代表取締役は「西海岸全体の活性化を図りたい」としている。(中部報道部・下地由実子)