初めて入る店内に「ここ、そば屋だったよな…」と、思わず足を止める人も多いのでは? シンプルな外観や名前からは想像がつかない、バーを思わすモダンな造り。カウンターに腰掛け、おしゃれな空間を楽しみながら味わう「八重山そば」(500円)をはじめ、だしが決め手の多彩なメニューが客を引きつける。

店長おすすめ「軟骨そーきそばセット」(850円)。プラス100円でジューシーを「OPPO」や「おにささ」に変更可

平良商店の場所

地元客や観光客でにぎわう店内。バーを思わせるおしゃれな空間が広がる=石垣市登野城

店長おすすめ「軟骨そーきそばセット」(850円)。プラス100円でジューシーを「OPPO」や「おにささ」に変更可 平良商店の場所 地元客や観光客でにぎわう店内。バーを思わせるおしゃれな空間が広がる=石垣市登野城

 「かわいい店でそばを食べてもらうというコンセプト。内装はちょっとこだわりなんです」と平良誠さん(41)=石垣市桃里出身。20年ほど勤めたホテル業界を脱サラし、2014年2月にオープンした。

 自慢のだし作りは3日掛かり。豚骨と鶏がらをベースに沸騰、寝かせる-を3日間繰り返し、仕上げのカツオと昆布で風味を引き立てる。二十歳のころから「そば作りが趣味」とあってだしへのこだわりは「内装以上」と笑う。

 2日間煮込んだトロトロ軟骨の口当たりが自慢の「軟骨そーきそば」(650円)が一押し。オープン約半年で「八重山の産業まつり」のY-1グランプリ最優秀賞に輝いた「辛味噌(からみそ)野菜そば」(650円)や「八重山ジャージャー麺」(650円)も絶妙な辛さが客をとりこにする。

 そばは、プラス200円でジューシーや飲み物などが付くセットに。さらに100円追加で「島の学生たちが生んだ」ローカルファストフード「OPPO」(おにぎり&ポーク)や、「おにささ」(おにぎり&ささみフライ)などが味わえるのもうれしい。

 特に「OPPO」は平良さんにとっても青春の味。「おにささは有名だが、一番の王道はOPPO。ぜったい出したかった。そばと一緒に昔の学生のすごさも味わってほしい」。趣味が高じた味と空間へのこだわりは止まらない。(八重山支局・新垣玲央)

 【お店データ】石垣市登野城506。営業時間は午前11時半~午後2時半と同6時~同9時。水曜日定休。全29席。全席禁煙。駐車場有。電話050(3680)2116。