この夏は屋外に洗濯物を干すのをためらう人が多いのではないだろうか。晴れていると思ったら突然の豪雨、しばらくするとまた晴れている。その繰り返しだ

▼家の中で干すにしてもクーラーや扇風機を頼ることになり、電気代もばかにならない。外出時も空模様をうかがいながらとなるが、筆者は屋根のないバス停で大雨に遭い、ずぶぬれになった

▼雷注意報も頻繁に出されている。糸満市のビーチでは成人男性が落雷で一時、心肺停止に。埼玉県でも高校の野球部の練習試合で、男子部員が落雷で意識不明となり病院へ搬送された

▼糸満の場合、ビーチスタッフが雷注意報が出されるとすぐに遊泳客を岸に上げ、施設内に避難させたが、バーベキューをしていた男性に雷が直撃。スタッフは自動体外式除細動器(AED)を使うなど、素早く対応したため呼吸が戻った

▼局地的に急激に発達する積乱雲が、夏の雷の要因だ。特に雷を伴う黒い雲には注意が必要。遠くで雷が鳴っていても安心はできず、建物か車に避難するのが望ましいという

▼夏休みも後半に入る。これから海や山、川へ出掛け、外でスポーツをする機会も多い。天候の急変には戸惑うばかりだが、天気予報を小まめにチェックし、ビーチはスタッフのいる所を選びたい。安心できる楽しい夏を過ごしてほしい。(玉寄興也)