旧盆入りのウンケー(旧暦7月13日)を翌日に控えた14日、那覇市の第1牧志公設市場周辺は多くの買い物客でにぎわった。果物、鮮魚店などが並ぶ「県民の台所」で、店員らは「忙しさのピークを迎えている」と作業に追われた。

仏壇への供え物などを買い求める客でにぎわう市場=14日午後、那覇市・第一牧志公設市場

 かつお節や海産物の輸入商品を取り扱う松本商店の松本司代表(44)は「例年に比べ、かつお節の入荷が少ないが、しいたけ、昆布など売れ行きは好調」と汗を拭う。従業員の大城ゆかりさん(40)は「朝から、中元の梱包(こんぽう)作業で大変だが、多くの県民が旧盆を楽しく過ごしてほしい」と話した。

 祖霊のつえとなるサトウキビの「グーサンウージ」2本を買い求めた那覇市の金城毅さん(73)は「市場のグーサン(つえ)でないとしっくりこない。太さ、長さ共にばっちりだ」と満足そうに語った。

 娘2人と品定めしていた宮良良子さん(83)は「娘らになじみの店を紹介しながら、果物や『こんぺん』などの菓子類を買いました」と目を細めた。