【郷田まみ通信員】アルゼンチンで琉球舞踊の普及に尽力してきた大庭キクさんが7月2日、80歳で死去した。大庭さんは1935年、勝連町(現うるま市)生まれ。高校1年のころ新垣松含を祖とする松含流外間蒲助に舞踊の指導を受けた。58年にアルゼンチンへ移住、85年には沖縄に戻り玉城流翔節会・玉城節子道場に入門した。

大庭キク道場開設20周年で笑顔を見せる大庭さん(中央)=2014年

 94年にアルゼンチンで玉城流翔節会大庭キク琉舞道場を開設。2001年の沖縄移民100周年祭パレードでは綛掛(かしかけ)を披露。14年には道場20周年記念を沖縄県人連合会で華やかに祝った。

 玉城節子師匠に学んだ基礎を守り2世、3世への教え子に伝統を継承してきた。