【ルイス高江洲佳代子通信員】アトランタ沖縄県人会(金城由美子会長)は7月末、5日間の日程で市内のホールで「宜野座村創作エイサーLUCK」メンバー石山裕也さん(27)と儀間勇樹さん(23)からエイサーの指導を受けた。学校は夏休みとあって、普段は授業や部活で忙しい中高生ら2世たちも参加し、親子でエイサーを楽しんだ。

エイサーを指導したLUCKの儀間さん(左)、石山さん(右)と、「未来叶い」最年少の凌翔君

 アトランタ県人会は1世の会員を中心に、子供たちと沖縄の伝統芸能で地元と交流しながら、米南東部で沖縄をアピールしている。

 儀間さんはLUCKグループ隊長で4歳からエイサーに取り組むベテラン。これまで東南アジアの多くの国でイベントに参加、LUCKはワシントンDCやセント・ルイス、アトランタでの獅子舞とエイサー演舞を通じてネットワークを構築中という。

 2人は今回、2カ月半滞在し、アメリカで演舞、指導しながら多文化体験している。

 儀間さんは「エイサーは言葉や年齢の壁がない。今年もアメリカで演舞を披露し、指導する機会が持ててうれしい。沖縄のエイサーで世界の沖縄系を結びたい」抱負を述べた。

 交流した場所は、LUCK会員で結成する「未来叶(みらいかな)い」エイサー・太鼓隊(金城恵子団長)が利用するホール。「未来叶い」はアトランタ市近郊などの教育施設や国際的な行事、企業のイベントなどで10年以上、エイサーを披露している。

 金城団長は「多くの子供たちが参加し、言葉の壁を超えて体とリズムで沖縄を身近に感じてくれた。子供たちは沖縄のルーツへの関心も高まり、家族の絆が深まったと思う」とうれしそうに語った。