嘉手納の大蔵宗元監督、明徳義塾の馬淵史郎監督に相手チームの印象や理想の試合展開などを聞いた。(聞き手=運動部・我喜屋あかね、個別インタビューを紙上対談として構成)

(左から)明徳義塾・馬淵史郎監督、嘉手納・大蔵宗元監督

-相手の印象は。

 大蔵 投手陣は直球と変化球を駆使して打たせて取る印象だ。守りもしっかりしており、簡単に点を与えてくれない。チャンスは少ないだろうが、しっかりつかみ取っていきたい。

 馬淵 3月に練習試合をしているのでイメージは湧いている。元気が良く、スイングスピードが速くて、打撃の良いチームだ。

-警戒する選手は。

 大蔵 1、2、4番。特に注意したいのは1番の左打者、立花虎太郎だ。高知県予選での打率も良く、出塁するとチーム全体がリズムに乗って攻めてくるので何とか抑えたい。

 馬淵 3番の大石哲汰、4番の知花拓哉はかなりいいスイングをしている。甲子園ではどこのチームもそうだが、真ん中高めの緩い球ならホームランを打たれる。仲地玖礼は力で押すのではなく、変化球で打ち取るタイプでいろんな球種を投げられる。

-チームのキーマンは。

 大蔵 仲地には普段通り、低めに集めてストライク先行の投球をしてほしい。展開次第だが、継投のタイミングの見極めも必要になるだろう。攻撃では1番の幸地諒承、2番仲井間光亮の出塁が鍵を握る。

 馬淵 先発投手にはピンチをつくらない投球をしてほしい。先発は投手陣の調子に合わせて起用する。サイドスローなど、相手にとって嫌なタイプの投手を投げさせたい。

 -理想の試合展開は。

 大蔵 先取点を取って主導権を握りたい。前の試合からリセットし、初戦のような気持ちで臨みたい。

 馬淵 ノーガードの打ち合いになるのは好ましくない。前橋育英戦のようにビッグイニングをつくられては駄目だ。野手の守りは堅く、守備ではうちが勝っていると思うので、その差が出ればいい。しっかり守り、チャンスを積み重ねていきたい。