退役軍人らでつくる米市民団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」の年次総会が13日、米カリフォルニア大学バークレー校で開かれ、名護市辺野古の新基地建設や高江ヘリパッド工事の中止を求める2本の沖縄関連決議案を可決した。「高江ヘリパッド建設工事を巡る緊急非難決議」の全文は以下の通り。

高江ヘリパッド建設工事を巡る緊急非難決議の英文

高江ヘリパッド建設工事を巡る緊急非難決議

 沖縄の有権者は、日本で7月10日に行われた参議院選挙で、辺野古の新基地建設と高江の計画に反対する候補者を選んだが、日本政府は選挙翌日の夜明け前に、高江周辺でのヘリパッド建設のための資材輸送を開始し、沖縄県民の意思は重要ではないとの明確なメッセージを送った。

 県と日本政府が合意した和解は、辺野古の新基地建設計画に関連するすべての工事の中止を定めている。

 辺野古の新基地と同様、高江のヘリパッドはオスプレイの訓練に対応するために設計されたものであり、運用面における二つの計画の関連性は明白だ。従って、工事再開は和解内容に反している。

 一方で7月22日、日本全国から集められた約800人の機動隊が高江の小さな村に群がり、抗議者やテントや車を排除する行為は、日本政府が沖縄を植民地とみなしているということを再確認させた。

 われわれ元米兵は、米軍が沖縄の人々に対するあからさまな差別待遇に加担していることを恥じ、激しい怒りを感じている。

 よって、われわれ平和を求める元軍人は、高江のヘリパッド建設工事の再着工を非難する。同問題を解決するには、米国がこの恥ずべき反民主的で差別的な行為に加担せず、米国は新基地を望まないと日本に伝え、高江と辺野古の新基地建設計画を放棄することだ。