むき出しの銃を持った軍人らがにらみを利かす。リオデジャネイロの五輪会場周辺では当たり前の風景だ。例えば、ビーチバレー会場のコパカバーナのビーチ。世界的な観光名所だが旅行者を狙った強盗事件が多発する地域でもあり、軍や警察らが立哨しているのをよく見かける=写真。

(=写真)コパカバーナビーチ周辺で警戒する軍人ら=15日午後、リオデジャネイロ

 それでも期間中の強盗や窃盗被害は後を絶たない。在リオ日本総領事館によると昨年のリオ市の強盗事件は8万件超で、人口比で日本の660倍。治安の悪さは世界有数のため、私も外出時には現地在住の通訳兼ガイドと行動を共にし、腕時計や指輪などの装身具は外すなどの用心をしている。

 「ポケモンGO(ゴー)」の配信で、日本で注意喚起される“歩きスマホ”も、リオでやっている人はほとんど見かけない。ガイドによると「高価なスマホは奪われる危険性が高いから」。当然でしょ、と言った口ぶりだった。(社会部・又吉俊充)=随時掲載