首里高校の3年生約130人が3~5日の3日間、1日約14時間の自習に励む「学習マラソン」に挑戦した。大学や専門学校への受験に向けて勉強のスタイルを確立するとともに、長時間机に向かい、集中力と達成感を得ることが狙い。教員や保護者、後輩のサポートを受けてやりきった3年生は「みんなが一緒だから頑張れた」「苦手科目に打ち込み自信がついた」と達成感に満ちた様子で話した。

教員に質問しながら勉強する生徒たち=5日、那覇市首里真和志町・首里高校

 スタートは午前7時30分。1時間ずつある昼食と夕食の休憩を除き、生徒たちは午後8時まで、黙々と自習した。数学や英語など5教科の教員が待機しており、分からない問題があればすぐに質問。保護者や卒業生は食事やおやつを差し入れし、1、2年生も掃除をしたり、お茶を用意したりして3年生を支えた。

 初めて1日14時間の勉強を経験したという仲里政人さん(17)は「苦しいのは自分だけではないと思えたし、勉強すればするほどやるべきことに気付いた」。帰宅後は疲れて午後9時には就寝したというが、早朝4時には起床し、登校までテキストを開いた。

 金城穂乃花さん(17)は「椅子を動かすガラガラという音さえ気になるほど集中できた」と振り返る。共に苦手な数学に打ち込んだ新垣志央理さん(17)は「分かったらめっちゃうれしくて、もっとできるようになりたいと思えた」と笑顔を見せた。

 新崎妙さん(18)は「最初は絶対きついと思ったけれど、意外とやれた。いろいろな人が応援しているから、気持ちに応えたかった」と話す。県外国立大学への進学を志望しており、「まだ自信はないけれど、モチベーションを維持したい」と意欲を示した。

 学習マラソンは2014年11月に始まり、好評を得てきた。これまでは毎年1回開催してきたが、今年は11月にも予定されている。