【平安名純代・米国特約記者】元米兵らでつくる「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」の琉球沖縄国際支部のメンバーは15日、平和団体「真の安全保障のための女性の会(WGS)」が米カリフォルニア州サンフランシスコ市で開いた集会に参加し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古の新基地建設計画の中止へ向け、米市民の協力の必要性を訴えた。

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る沖縄の現状を報告したダグラス・ラミス会長=15日、米カリフォルニア州サンフランシスコ市内(エド・サンチェス氏提供)

 約50人が参加した集会で、琉球沖縄国際支部のダグラス・ラミス会長は、市民らの抵抗で工事が遅れてきた新基地建設は、県と日本政府の代執行訴訟を巡る和解で工事が中止されているなどと現状を説明。東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターの瑞慶覧長敏センター次長は、大浦湾の写真を用いながら、「美しい自然を守るためには米市民の協力が必要」と支援を呼び掛けた。

 元米陸軍大佐で元外交官のアン・ライト氏が環太平洋連携協定(TPP)や米軍のフィリピンやオーストラリアなどでの訓練増やオバマ政権のアジア重視戦略について基調講演した。

 「真の安全保障のための女性の会」は、2015年9月にバークレー市議会が可決した沖縄支援決議の原案の提案や草案作成に尽力した。