国の重要無形文化財「琉球舞踊」保持者(総合認定)で真踊流佳喜の会会主の喜納幸子(きな・さちこ)さんが17日午前11時9分、膵臓(すいぞう)がんのため、那覇市内の病院で死去した。74歳。告別式は未定。喪主は夫の勇(いさむ)さん。自宅は那覇市首里末吉町。

喜納幸子さん

 喜納さんは1941年、那覇市生まれ。51年に女性による琉球舞踊の世界を切り開いた眞境名佳子さんに入門し、第一線の舞台に立ち続けた。72年に琉舞道場を開設。74年に真踊流師範、99年には真踊流佳喜の会会主となり、後進の育成にも尽力した。

 83年、沖縄タイムス芸術選賞大賞。96年に県指定無形文化財「沖縄伝統舞踊」保持者。2007年、県文化功労者表彰。09年、重要無形文化財「琉球舞踊」保持者。