【宮古島】中国船が尖閣諸島の接続水域に繰り返し侵入しているのを受け、宮古島市議会(棚原芳樹議長)は18日午前、市議会臨時議会を開き、同水域への入域に抗議する決議案を全会一致で可決した。中国国家主席、中国駐日特命全権大使に郵送する。

中国漁船乗組員の救助を行う第11管海上保安本部の職員=8月11日8時10分、魚釣島沖(提供)

 抗議決議は、尖閣諸島は「日本政府が国際法上正当な手段で日本の領土に編入し、歴史的にも日本固有の領土であることは明らか」と指摘。尖閣諸島周辺の接続水域や領海への中国船侵入に、「国際法を無視する行為は県民に強い衝撃を与え、漁業者へ大きな不安と恐怖をもたらしている」と訴えている。

 市議会は尖閣諸島周辺の警戒監視体制の充実や周辺海域で操業する漁業者の安全確保などを求める意見書案と、県や県議会に領土・領海を守る取り組みを強化するよう政府への働き掛けを求める要請決議案も全会一致で可決した。意見書は内閣総理大臣や外務大臣、国交大臣など6者に、要請決議は県知事、県議会議長に郵送する。