「ゆいレール」の駅舎につながる昇降機(エレベーター・エスカレーター)が故障し、修復されていない問題で、管理者の国、県、那覇市と沖縄都市モノレール(モノ社)の4者の担当者が19日、那覇市安次嶺のモノ社で対策会議を開き、故障時の修理対応をモノ社に一本化する方針を確認した。4者は会議後の記者会見で、利用者に不便と迷惑を掛けたとして謝罪した。一方、那覇市は同日、故障中の牧志駅エレベーターの修理を発注。メーカーが修理作業を始め、20日にも復旧する。

ゆいレール牧志駅のエレベーターの修理作業をする業者=19日午後5時20分ごろ

 故障問題の発覚後、4者がそろって協議するのは初めて。冒頭を除いて非公開だった。

 これまで駅ごとに管理者が担っていた修理対応を、モノ社に一元化して手続きを短縮しつつ、故障する前の早めの部品交換などに計画的に取り組むとしている。モノ社による一元管理の枠組みや修理を巡る予算確保の方法、一元管理の開始時期については今後検討して決める。

 モノ社の崎濱猛業務部長は「お客さま目線を一層認識し、スピード感を持って対応する。心からおわび申し上げる」と述べ、4者の担当者全員で陳謝。交換が必要と判断され、毎月の点検でメーカーから報告される部品に関し「何を優先すべきか、何が納期に時間が掛かるのか、よく整理できていなかった。今の事態の要因だ」と説明した。

 故障中の6駅の昇降機のうち、牧志駅以外の5駅の昇降機の修理は、それぞれの管理者が8月中にも発注するという。

 4者協議には、南部国道事務所の當山全浩副所長、県都市計画・モノレール課の松島良成課長、那覇市道路管理課の比嘉世顕課長らが出席した。