「沖縄の子どもの貧困を考える本島縦断キャラバン」(主催・沖縄タイムス社」の第1弾が18日、宜野湾市の沖縄国際大学で開かれた。立教大学の浅井春夫教授が基調講演し、全国ワーストといわれる沖縄の子どもの貧困を解消するための「本気度が今、問われている」と提起。具体的な数値目標や政策を立てて「オール沖縄で子どもの貧困を止めてほしい」と呼び掛けた。約110人が集まった。

それぞれの立場から子どもの貧困について意見を交わすパネリストとコーディネーター=18日午後、宜野湾市・沖縄国際大学

 浅井教授は、官民で構成する「沖縄子どもの未来県民会議」が2030年までに子どもの貧困率を現状の29・9%から10%へ改善する目標を立てたことを「無理ではない。沖縄の取り組みは日本の希望になる」と評価。さらに着実に実行するために「中間目標も必要。決意とリアリティーがなければ、目標は宙に浮いてしまう」と強調した。

 支援団体の代表や小学校教員らはパネルディスカッションで、子どもの本音を受け止める重要性や、関係者が連携した息の長い支援の必要性を指摘した。