沖縄署は21日、米軍嘉手納基地所属の米空軍兵長(23)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると「(飲酒後に運転したことは)間違いない」と容疑を認めているという。

 元米海兵隊員による女性暴行殺人事件を受け、在沖米軍が全ての軍人・軍属に出した基地外飲酒や深夜外出を禁じる命令が6月下旬に解除されて以降、在沖米軍人の飲酒運転摘発は今回で4件目となる。

 逮捕容疑は21日午前1時ごろ、北谷町宮城の町道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑い。沖縄署によると、同乗者はいなかった。

 パトロール中のパトカーが、速いスピードで走る車両を発見。停止を求めて職務質問したところ、容疑者から酒の臭いがしたためアルコール検査を行い、呼気から基準値以上のアルコールが検出された。

 在沖米軍は女性暴行殺人事件を受け「哀悼の意を示す期間」として5月27日から約1カ月間、沖縄に住む全軍人を対象に基地外での飲酒を禁止。午前0時までの帰宅を義務付ける綱紀粛正策を実施していた。今月17日には海兵隊員の男が酒気帯び運転で逮捕された。