学童や一般の疎開者ら1788人を乗せた疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦の魚雷攻撃を受け沈められてから72年となる22日、那覇市若狭の慰霊碑「小桜の塔」前で対馬丸記念会主催の慰霊祭が営まれた。生存者や遺族、県、市の関係者ら大勢が参列。名前が分かっているだけで学童784人、全体で1482人に上る犠牲者の冥福を祈った。

慰霊祭では平和を願いチョウのオオゴマダラが放たれた=22日午前、那覇市若狭・小桜の塔

 同記念会の高良政勝理事長は追悼のことばとして、「この平和という時間が末永く続く努力を決してあきらめることなく、次の世代へ伝えていくことが皆さまへの最大の供養」と犠牲者へ語りかけた。