【伊江】米軍伊江島補助飛行場内にある強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LHDデッキ」の改修工事が22日午前、始まった。同8時10分ごろまでにクレーン付きトラックやフォークリフト計4台のほか関係車両10数台と、9時40分すぎには資材を積んだとみられるトレーラー1台が同飛行場のゲートから基地内に入った。着陸帯に敷かれたアルミ板を作業員が剥がす様子も確認された。

着陸帯の改修工事のため基地内に入る関係車両=22日午前7時55分ごろ、伊江村・米軍伊江島補助飛行場ゲート前

 伊江村の島袋秀幸村長は同日午前、記者団の取材に答え、工事着工は村としては確認できていないとした上で、「これまで言ってきたように、工事の詳細な情報の提供がない中では中止を求める立場に変わりはない。着工は誠に遺憾だ」と言及。今後、沖縄防衛局や米軍側に対し、村民生活への影響を最小限にとどめることも求めていく考えを示した。

 今回の改修工事では既存の面積5万3890平方メートルからおよそ2倍の10万7140平方メートルになる。海兵隊のF35戦闘機と2017年に空軍横田基地へ配備予定のCV22オスプレイも収容できる駐機場も整備する計画で、近隣住民の基地負担が増加する可能性がある。