台風10号は25日午前9時現在、沖縄県南大東島の南約260キロにあり、ゆっくりした速さで南西に進んでいる。中心気圧945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。中心から半径90キロ以内で風速25メートル以上の暴風域、中心から半径220キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。

台風10号進路予想図(気象庁HPより)

 沖縄気象台によると、台風は発達しながら南西に進み、25日に「非常に強い」勢力となる見込み。台風は23日から大東島地方の近くにとどまっているが、26日ごろから進路をUターンさせ、北向けに進む予想となっている。大東島地方は、24日午前3時ごろ強風域に入り、25日未明に最接近する見通し。その後、台風が発達し暴風域が広がるため、同日夜遅く暴風域に入るとみられ、28日まで暴風域に入る恐れがある。

 気象台は、沖縄本島地方が強風域や暴風域に入る可能性は低いとみている。

 沖縄旅客船協会によると、南北大東島と那覇を結ぶ便は26日に運航を予定しているが、可否は同日朝に判断するとしている。25日の空の便は、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇と南北大東を結ぶ5便で条件付き運航を予定しているが、台風の進路によって欠航の可能性がある。