沖縄気象台によると、非常に強い台風10号は25日午前9時現在、南大東島の南約260キロの海上にあって、暴風域を伴いながらゆっくりとした速さで南西に進んでいる。大東島周辺の海水温度が30度以上あるため、27日までは停滞しながらさらに勢力を強める恐れがある。

台風10号の進路予想図(気象庁HPから)

気象衛星ひまわり8号がとらえた25日午前10時40分現在の台風10号(NICTひまわり8号リアルタイムWebから)

台風10号の進路予想図(気象庁HPから) 気象衛星ひまわり8号がとらえた25日午前10時40分現在の台風10号(NICTひまわり8号リアルタイムWebから)

 中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。中心から半径90キロ以内で風速25メートル以上の暴風域、中心から半径220キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。

 台風10号は中心付近に雲がまとまっているコンパクトな台風で、雲域に入らなければ、風雨の影響はほとんどないという。24日から強風域に入っている大東島では、25日午前9時現在、影響が少なく、今後、暴風域に入る可能性は28日まで20%以下と低い。気象台によると、大東島寄りに進路を取った場合、影響が出る恐れがあるという。

 台風10号は27日にも猛烈な台風に変わり、進路を北寄りに変え、勢力を弱めながら本州に向かう見込み。早ければ29日にも日本列島に上陸する恐れがある。【沖縄タイムス+プラス編集部】