沖縄都市モノレール「ゆいレール」の駅舎につながる昇降機(エスカレーター、エレベーター)が相次いで故障し復旧に時間がかかっている問題で、翁長雄志知事は25日、「大変憂慮している。市民や観光客に迷惑をかけたことに忸怩(じくじ)たる思いがある」と述べた。定例会見で答えた。駅舎につながる自由通路の昇降機は、管理者が国、県、那覇市と各駅で異なり、修理対応や情報が共有されず復旧に時間がかかっている。

 知事は今後、管理を沖縄都市モノレール会社(モノ社)に一元化する方針が決まったことに触れ、「ピンチをチャンスに変える意味で、全体的に管理の在り方を考えていく」と述べ、自由通路に限らず駅舎全体をモノ社が一元管理する必要性に言及した。

 一方、モノ社と国、県、那覇市の4者は同日、那覇市内で2回目の対策検討会を開き、壺川、美栄橋駅のエスカレーターを10月末までに復旧させる見通しを報告した。壺川駅を管理する国、美栄橋駅を管理する那覇市によると、当初は12月末の復旧見通しだったが、いずれも部品調達にめどがついたという。またモノ社が昇降機を一元管理する際に課題となる予算確保の方法や契約形態について、他自治体の事例を調査することを決めた。9月中旬に開催予定の第3回検討会で報告し、議論する方針。