【石垣】石垣島の新名所を探し出し、島の魅力を再発見しようと、石垣市は26日から市内各地の住民だけが分かるような場所や道、木々、面白スポットなどの名前を「島人限定」で募集する市民参加型プロジェクト「島人ぬ宝さがし」をスタートさせる。来年の市制施行70周年に向けた事業で、最終的に集まったネーミングや付随する物語を基に、「島人MAP」(仮)やテーマソングを作る予定だ。

市民参加型プロジェクト「島人ぬ宝さがし」への思いを語る、発起人でBEGINの比嘉栄昇さん(右)=石垣市役所

 発起人は市観光大使でBEGINの比嘉栄昇さん。募集するのは正式名称ではなく通称や愛称、ニックネームなどで、地域住民にしか分からない待ち合わせなどの場所や道のほか、「◯◯に見える」岩や木々などのネーミング。

 比嘉さんは24日、市役所で中山義隆市長と記者会見し、各地に生まれた名所から「物語を想像し、地域の歌ができれば」と期待。「名前を付けて愛着が湧けば、地域活性化にもつながる。先人にいただいたものを大事にしながら、新たに生むチャンス。ぜひ子どもたちに、家族や地域の大人と一緒に探してほしい」と呼び掛けた。

 中山市長は「自分たちの島の良さ、家族の思い出の地や友人知人の語らいの場など、島人の宝がどんどん発掘されると期待する。全国にもPRしたいので、ぜひ応募してほしい」と話した。

 応募は市役所や市内の各公民館などにある所定の用紙で。締め切りは10月28日。問い合わせは市観光文化課、電話0980(82)1535。