【南大東】台風10号の影響で物流が滞っている南大東島のスーパーに26日、航空便で届けられた牛乳など一部の食料品が並び、買い物客から喜びの声が上がった。一方、台風はUターンして北上を始め、再び大東島地方に接近。島民は迷走する台風の動きを気に掛けている。

航空便で届いた牛乳などを並べるAコープ南大東店の山下典子店長=26日、南大東村(東和明通信員撮影)

 島に船が入港したのは19日が最後で、次の入港は早くて31日の見込み。島内のスーパーなどでは品薄状態が続いていたが、JAおきなわAコープ南大東店には26日、同店が航空便で取り寄せた牛乳などが並んだ。

 山下典子店長は「航空会社などの協力が得られ、感謝している。牛乳や麺類などを仕入れたが、パンはすぐに売り切れた」と話した。店を訪れた30代の主婦は「船が来ないのに牛乳があるの?」と驚き、うれしそうに牛乳を購入した。

 村内の商店で働く女性(53)は「野菜や飲み物の在庫が少ない状態がまだ続いている。これ以上入港予定が延びると困る」と言い、「早く過ぎ去ってほしい」とため息をついた。(東和明通信員)