リオデジャネイロ五輪の重量挙げ男子69キロ級で県勢最高の4位入賞を果たした糸数陽一(豊見城高-日大出、警視庁)が27日、帰郷した。16日に帰国し、あいさつ回りなどで多忙な日々を送る中、日程を調整した。

「東京五輪で金メダルを狙う」と意気込む糸数陽一(警視庁)=那覇市内

 30日まで滞在し、古里の久高島や南城市、母校の豊見城高校などを訪れる。

 ジャークとトータルで日本新記録を出した糸数は「応援が本当に力になった」と真っ先に感謝を口にし、「東京五輪は沖縄の若手と一緒に出たい。金メダルを目指す」と4年後へ決意を語った。

<一問一答>みんなが喜ぶ結果出す 

 重量挙げ日本男子で16年ぶりの入賞を果たした糸数陽一は、初めての大舞台を笑顔で振り返った。

 -ロンドン大会を逃し4年越しの五輪だった。

 「自分でも驚くほど冷静だった。出国前、沖縄に戻ってから本当に調子が良く、いいイメージが保てた」

 -全6本の試技を成功させ、3位に3キロ差の4位。

 「内容には満足。結果は悔しい。スナッチのスタートは希望より3キロ下の指示だった。男子入賞という絶対目標の中、自分が希望する重量に監督は不安があったと思う。『糸数なら絶対に大丈夫』と思わせるアピールが足りなかった」

 -ドーピング問題で検査が厳しかった。

 「厳しくしないと違反がなくならないのが現状。徹底して重量挙げがクリーンだと証明できれば、アピールにもなり、競技人口の増加にもつながると思う。もっとやるべきだ」

 -4年後は東京五輪だ。

 「恩返しという目標はリオで達成できた。次はみんなが喜んでくれる結果を出す。東京という最高の舞台で母にメダルを掛けたい。金メダルを目指し、今まで以上に練習を積む」

 -県民に一言。

 「原動力はやっぱり応援の力。この先の自分をもっと奮い立たせてくれる。変わらない応援をよろしくお願いします」