【那覇】無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「赤田のみるくウンケー」が21日、市首里赤田町であった。大きなうちわをかざし歩く「みるく」を先頭に、地域住民や子どもらが白チョウ・ハチマチの衣装に身を包み、路次楽隊として赤田首里殿内(アカタスンドゥンチ)を演奏しながらスネーイ(行列)に参加した。

「みるく」と触れ合う家族連れ=21日、那覇市首里赤田町

 みるくウンケーは昭和初期以降休止していたが、1992年11月の首里城正殿の復元を機に、94年に復活した。道路脇では、多くの親子連れなどがカメラを手に待ち構えた。みるくの独特の風貌に驚き、逃げ出す子もいた。

 実家が近く、里帰り中という久米島町の仲宗根淳さん(36)は家族5人で参加。息子の生真ちゃん(4)は「行列が格好よかった。ラッパも吹いてみたい」と笑顔をみせた。

 赤田クラブ(公民館)内での奉納芸能では、中国の管楽器、哨吶(つおな)(チャルメラ)の演奏などもあった。