第4級アマチュア無線技士の国家試験に泊小学校1年生の稲塚詩さん(7)が合格した。30日、沖縄総合通信事務所で免許証を受け取り、「次は11月の3級試験に合格したい。遠くの国の人と友達になっておしゃべりしたい」と意気込んだ。小学1年生の4級合格は沖縄県内では最年少タイ記録で、約25年ぶりという。

「今日から英語の勉強も始める」と意欲いっぱいの稲塚詩さん(前列左)と、合格を喜ぶ家族=30日、那覇市旭町・沖縄総合通信事務所

 詩さんは、NHKアナウンサーで第1級アマチュア無線技士の資格を持つ父親の貴一さん(39)が無線を使って海外の人とやりとりする様子を見て「楽しそう。やってみたい」と興味を持ったことをきっかけに、試験2カ月前に受験を決意。父親から教わりながら、勉強を重ねた。

 試験には小学2年で習う掛け算やコイル、回路図など中学卒業程度の知識が求められるが無事に合格。掛け算九九は暗記したといい、「試験は難しくなかった。磁石とか工学の勉強も楽しかった」と笑う。

 中学1年で4級免許を取った貴一さんは「娘に先を越された。たくさんの人と話して、知らない国のことや平和について考えてほしい」と期待を寄せた。

 日本無線協会沖縄支部の桑江正博支部長は「大人でも落ちることがある。問題の漢字は振り仮名もない。合格はすごい」と話した。