【東京】防衛省は31日、2017年度概算要求額を米軍再編関連経費を含め過去最大の5兆1685億円(前年度比1128億円、2・3%増)にすることを決定した。2020年度に沖縄本島へ03式中距離地対空ミサイルの改良型1式を配備するため177億円を計上。南西諸島防衛に重点を置いたのが特徴だ。

防衛省

 1月に航空自衛隊那覇基地を拠点とする第9航空団が編成され、F15戦闘機を40機体制に強化したことをうけ、航空自衛隊の南西航空混成団は廃止し、南西航空方面隊(仮称)が新編される。

 宮古島の陸上自衛隊警備部隊配備に向け、隊舎や整備工場などの工事費351億円を求めた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設関係費など米軍再編経費は前年度同額の2771億円で仮置きし、年末の予算編成まで調整する。